春をお知らせする枝物 ピンクネコヤナギ
ピンクネコヤナギとは、日本原産の落葉低木で、学名はSalix integra ‘Hakuro-Nishiki’です。別名を「ハクロニシキ」とも呼ばれます。
この樹木の最も特徴的な点は、淡いピンク色の斑点が入った、美しい白色の葉であることです。春には新芽が出てきて、葉がよりピンク色を帯びます。夏には淡緑色に変わり、秋には黄色やオレンジ色に色づきます。また、冬には葉が落ちてしまいます。
ピンクネコヤナギは、成長が早く、鉢植えでも育てやすいことから、庭木や鉢植えとして人気があります。また、剪定によって形を整えることができるため、ボール型や観葉植物風に育てることもできます。
ただし、ピンクネコヤナギは日当たりや水はけに注意が必要で、日当たりが悪いと葉が緑色になってしまったり、根腐れを起こすことがあります。また、風通しのよい場所で育てることが望ましいです。